Buell XB 故障原因 その8 ECMの手術
いきなりこの記事を読まれた方は、何の事かわからないと思いますので、右のカテゴリーで「Buell XB 故障解析」をご覧下さい。
XB12XTとXB12XのECM故障に関するものです。
目立った症状も出ず、前回から半年程ほったらかしにしていたのですが、まじめに修理する事にしました。
結構ヒビが入っています。
肉眼ではあまりわかりませんが、写真に撮って明るさやコントラストを変えるとはっきりとわかります。
開腹手術になります。
切開箇所にマークします。
電気メス(半田コテ)です。
ここで使う電気メスは半田コテのコテ先がナイフの形状をした、ホットナイフと言われている物です。
ここで注意があります。
コテ先がカッターナイフの刃みたいに鋭い形状の刃を付けた物は絶対に使わないで下さい。
基板のパターンまで切れる事があります。
写真の形状の物だと、充填剤で刃が止まります。
皮が取れました。
充填剤は爪楊枝などて丁寧に慎重に剝がします。
赤丸で囲った部分が○○です。
元々、こんな故障は想定していないのかベタアースの入れ方、サーマルレリーフもごく一般的なものになっています。
ベタアースは自動で入れて、まったく編集してません。
ピンのパッドに半田を少し盛ってから吸い取ってみると、ピンとスル―ホールの間に隙間が目立ちます。
スルーホールに十分に半田を流し込んでから、念のため3つあるGNDピンをまとめて近くのベタアースにジャンパーを飛ばしました。
動作確認が終わったらセメダインスーパーXを充填して出来上がりです。
最後に補強のために、この上から1.2mmの基板と1.6mmの基板を貼り付ける予定です。
セメダインスーパーXは黒だけ導電性があるとの噂がありますが、セメダインさんに確認したところ、そんな事はないとの事でした。
疑われている方は、ご自分でご確認下さい。
初めのうちは灰色のセンサー側のコネクタの不具合ですが、そのまま症状が進んで重症になると黒の出力側のコネクタにも不具合が発生するようです。
黒側のコネクタの場合は灰色とは逆でECMのラベルが貼ってある表側を開けます。
ヒビ割れが見つかったら早めに対処する事をお勧めします。
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XB12XTとXB12XのECM故障に関するものです。
目立った症状も出ず、前回から半年程ほったらかしにしていたのですが、まじめに修理する事にしました。
結構ヒビが入っています。
肉眼ではあまりわかりませんが、写真に撮って明るさやコントラストを変えるとはっきりとわかります。
開腹手術になります。
切開箇所にマークします。
電気メス(半田コテ)です。
ここで使う電気メスは半田コテのコテ先がナイフの形状をした、ホットナイフと言われている物です。
ここで注意があります。
コテ先がカッターナイフの刃みたいに鋭い形状の刃を付けた物は絶対に使わないで下さい。
基板のパターンまで切れる事があります。
写真の形状の物だと、充填剤で刃が止まります。
皮が取れました。
充填剤は爪楊枝などて丁寧に慎重に剝がします。
赤丸で囲った部分が○○です。
元々、こんな故障は想定していないのかベタアースの入れ方、サーマルレリーフもごく一般的なものになっています。
ベタアースは自動で入れて、まったく編集してません。
ピンのパッドに半田を少し盛ってから吸い取ってみると、ピンとスル―ホールの間に隙間が目立ちます。
スルーホールに十分に半田を流し込んでから、念のため3つあるGNDピンをまとめて近くのベタアースにジャンパーを飛ばしました。
動作確認が終わったらセメダインスーパーXを充填して出来上がりです。
最後に補強のために、この上から1.2mmの基板と1.6mmの基板を貼り付ける予定です。
セメダインスーパーXは黒だけ導電性があるとの噂がありますが、セメダインさんに確認したところ、そんな事はないとの事でした。
疑われている方は、ご自分でご確認下さい。
初めのうちは灰色のセンサー側のコネクタの不具合ですが、そのまま症状が進んで重症になると黒の出力側のコネクタにも不具合が発生するようです。
黒側のコネクタの場合は灰色とは逆でECMのラベルが貼ってある表側を開けます。
ヒビ割れが見つかったら早めに対処する事をお勧めします。
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